墓参り
御殿場と甲州に縁戚の墓地がある。温泉はあるし美味い食い物はあるし景色はフォトジェニックだし山道も走り放題。と言うことで、盆と彼岸を少しずれた時期に墓参りのハシゴをしている。
「墓参りは午前中に済ませろ、何かのついでに墓参りというのは故人に失礼だ、ついでに何かするなら墓参りの後にしろ」と、教わったので、往路は東名で御殿場まで、1件目を参ってから下道で山梨へ、2件目を参ってから昼飯と温泉、帰りはのんびり山道をトコトコ。ってのが最近のお気に入りパターン。
ポカポカ陽気の続く3月のある日曜日、さすがにもう凍結はしてなかろうと、御殿場へ。
甘かった、東京はそこそこ冷たい、4月なら花冷えって言われるような雨が富士山周辺では雪だった模様。墓参りには特に支障は無いけれども、山梨への移動に少し不安が。
NIKON D810 (40mm, f/8, 1/200 sec, ISO100)
ちょっとフォトジェニックな風景を見ながら墓参りなんて言ってるので、普段使いなれない標準、広角で撮ってみるもののファインダから覗くフレーミングは未知の世界。というわけでノールックで撮ってみた御殿場市街。東京人からすれば結構積もったというイメージ。イエティからの帰り道、雪の壁に突っ込んだ悪夢が頭の端をよぎる。
NIKON D810 (40mm, f/8, 1/1600 sec, ISO100)
走り出してみれば雪が多いのは御殿場須走界隈だけで、他は交通量のせいか気になる程の雪は無かった。あれば「走りにくい」なければ「雪景色が撮りたかったのに」と口走ってしまうのは人間の性。そんなわけで少し回り道をして車通りのない道で一枚。雲が厚く思ったような画にはならなかったものの「こういった画角に慣れるためにもシャッター切らないとね」と自分に言い聞かせながら漫然とスナップ。
NIKON D810 (40mm, f/4, 1/1000 sec, ISO100)
風景の勉強しなきゃ。と、言いつつ今年も山に登らず夏が終わった。冬山は下りる専門なのでiPhoneでも持ってたまには行って来ようかな。
全部道路から撮ってて風景って次元じゃないな。道路が入ってない写真はもっと酷いもんでした。