基地のある街で -props-
初日の出に向けての朝練に通いつめていた時、「29日がNAF厚木の飛び納め」との噂を耳にする。この日までは一応「仕事が入れば出かけられるように」と、早朝練習のみで待機していたのだけど、「もう御用納めだから休みにしちゃっていいか」と、羽田でハミング撮って厚木基地へ移動。
途中の保土ヶ谷BPで快音を響かせながらすっ飛んでいくフェラーリを見たんだけど、夕方、同じ形同じ色のフェラーリが勝鬨橋で燃えた。多分アレそうだったんだろうな。
厚木はプロップとジェットが入り混じって飛ぶので、SSを適宜切り替えながら撮る。
撮るつもりでいるんだけどやっぱり忘れるのでたまにペラが止まる。そう、こんなアンチコが綺麗に光ってる時に限ってペラは止まる。
NIKON D810 (550mm, f/8, 1/2000 sec, ISO100)
これくらいの振り幅が好き。
NIKON D810 (550mm, f/25, 1/160 sec, ISO100)
風を読み違えて西側に移動。コレくらい撮れていれば結果オーライ。ライのも撮れてるし。
NIKON D810 (550mm, f/25, 1/160 sec, ISO100)
飯食ってから北側に戻ったんだったかな。冬はあからさまなトップライトにはならないので昼休みは短め。
NIKON D810 (550mm, f/22, 1/160 sec, ISO100)
バラ線絡めて撮ったかのように出してるけど、C-130がこのカットしか無いって事は当たりがこのカットしか無かったと言うこと。
NIKON D810 (440mm, f/25, 1/160 sec, ISO100)
絖やかな曲線を描く機体のどこにハイライトを当ててやろうか悩みながらシャッターを切る。
NIKON D810 (400mm, f/20, 1/160 sec, ISO100)
以前は楽しくもなんとも無かったC-2のTnG。今はむしろ楽しさしか無い。どこをどう切り取るかワクワクしながらファインダを覗く。
NIKON D810 (400mm, f/14, 1/160 sec, ISO100)
遠くに行っても気にしない。光と被写体があれば写真として成立するんだから。
NIKON D810 (400mm, f/8, 1/3200 sec, ISO100)
水平線近くに現れた雲に陽光が遮られる。雲間から漏れる青空の明かりを小削ぎ集めるように筒先を振る。
NIKON D810 (400mm, f/13, 1/160 sec, ISO100)
NIKON D810 (400mm, f/9, 1/160 sec, ISO100)
青空順光、その中の小さな機体を際立たせる方法を模索する。
NIKON D810 (400mm, f/10, 1/160 sec, ISO100)
淡々とTnGを繰り返す機体に合わせ、淡々と筒先を振る。
NIKON D810 (400mm, f/11, 1/160 sec, ISO100)
TnG訓練を実施する基地では真剣に無線を聞く。これが最後のアプローチなのか、それとももう一度チャンスはあるのか。神経を研ぎ澄まし、体中にあるセンサの効力を最大限にして撮る。
NIKON D810 (400mm, f/13, 1/160 sec, ISO100)
NIKON D810 (400mm, f/10, 1/160 sec, ISO100)
この辺りからマジックアワー。空の色がどんどん変化していく。
NIKON D810 (400mm, f/13, 1/160 sec, ISO100)
NIKON D810 (80mm, f/18, 1/160 sec, ISO100)
ポストビュー画像を見ている余裕はあまり無いので、アプローチ毎に撮り方を変える。ただ漫然とレンズを振りレリーズするのでは無く、
NIKON D810 (400mm, f/8, 1/500 sec, ISO200)
神経を研ぎ澄まし、意識を集中し、自らが意図した画を素子に焼き付けるつもりでレリーズする。